新潟MF伊藤が福岡戦で後半3発の活躍

　アルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎は、4月15日のJ1リーグ第8節アビスパ福岡戦（3-2）でハットトリックを達成。2点差をひっくり返す衝撃のプレーに、海外記者も驚きの声を上げている。

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　前半17分、同32分の失点で福岡に2点のリードを許した新潟。苦しい展開でチームを救ったのは、今シーズン躍動している伊藤だった。後半2分にペナルティーエリアの左角付近で直接フリーキック（FK）を獲得。伊藤がニアサイドを破るFKを沈め、新潟が反撃を開始する。

　後半アディショナルタイム3分には、伊藤がFW谷口海斗とのワンツーから右足でグラウンダーのシュートを叩き込み2-2に追い付く。そして迎えた同アディショナルタイム5分、こぼれ球を伊藤が決めてこの試合でのハットトリックを達成。3-2とし、チームの逆転勝利を文字通り呼び込んだ。

　後半の逆転劇の立役者となった伊藤を、リバプール専門メディア「liverpool.com」などに寄稿するジャーナリストのベンス・ボクサーク氏が称賛。自身のツイッターで「伊藤涼太郎は今季のJリーグで注目の存在だ。8試合で5つのゴールと2アシスト 昨シーズンはJ2リーグで20得点の活躍を見せ、今季はトップリーグでも活躍中 シュート可能な範囲が広く、技術的な才能もあり、頭もいい」と活躍に注目している。