三笘薫が左サイドを攻略! ブライトンが2-1でチェルシーに逆転勝利…19歳MFのゴラッソが決勝弾

ブライトンがチェルシーに逆転勝利【写真:Getty Images】
ブライトンがチェルシーに逆転勝利【写真:Getty Images】

三笘がフル出場で再三チャンスを演出

 イングランド1部ブライトンは、現地時間4月15日にプレミアリーグ第31節でチェルシーと対戦。日本代表MF三笘薫は15試合連続のスタメン出場となったなか、2-1の逆転勝利を飾った。

 三笘は左サイドで先発した試合で、前半8分にカウンターから左ライン際でチェルシーDFトレボ・チャロバー相手に仕掛けると、得意の反発ステップから前へ抜け出し突破。マイナスのクロスを送りMFアレクシス・マック・アリスターがシュートするも、惜しくも枠を外れた。

 ボールを保持していたブライトンだったが、前半13分にチェルシーFWミハイロ・ムドリクの突破から、最後はMFコナー・ギャラガーのシュートがディフレクションしてゴールイン。ブライトンは1点ビハインドを追う。

 前半25分にはブライトンのMFソリー・マーチがミドルシュートを放つも枠を捉え切れず。その1分後には、前線でボールを持った三笘が、細かなタッチからカットイン。複数の相手をかわしペナルティーエリア内へ侵入し、シュートを放つもチェルシーの守護神GKケパ・アリサバラガが片手のビッグセーブを披露しゴールにはならない。

 前半32分にはFWエヴァン・ファーガソンの強烈なヘディング弾をGKケパがセーブ。ブライトンは追加点が奪えない苦しい時間が続くが、同42分にMFパスカル・グロスの右サイドのクロスにFWダニ―・ウェルベックが頭で合わせ同点に持ち込んだ。

 三笘は後半も何度もチャンメイク。仕掛ける姿勢から中央へのアウトサイドでのパスでゴール前の脅威となる。DFジョエル・フェルトマンの怪我のアクシデントで途中出場したパラグアイ代表MFフリオ・エンシソとの好連係を何度も見せると、後半16分にはエンシソとのパス交換で三笘が抜け出しペナルティーエリア内へ侵入。相手に阻まれシュートは打てなかったが、チェルシー相手に堂々と攻め入る姿勢を見せた。

 そうしたなか迎えた後半24分、エンシソは30メートル越えのゴラッソを沈め、ブライトンが勝ち越し。逆転に成功したブライトンが2-1で勝利を収めている。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング