4連敗の鹿島、鈴木優磨とサポーターが試合後に意見交換 「巻き返せるチャンスはまだある」「おめーらに気持ちを感じねーんだよ!」

試合後には鈴木優磨とサポーターが激しい言い合いに【写真:徳原隆元】
試合後には鈴木優磨とサポーターが激しい言い合いに【写真:徳原隆元】

神戸に1-5で大敗

 鹿島アントラーズは4月15日、本拠地・県立カシマサッカースタジアムでのJ1リーグ第8節でヴィッセル神戸と対戦。1-5と敗れ、4連敗を喫した。FW鈴木優磨は試合後、鹿島サポーターのいるゴール裏に赴き、「巻き返せるチャンスはまだある」と語った。

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 3連敗中と苦しむ鹿島は、前半24分にコーナーキックから神戸FW大迫勇也にヘディング弾を決められて先制を許してしまう。

 さらに、神戸の攻勢は続く。前半アディショナルタイム、大迫が左サイドへ展開すると、パスを受けたMF齊藤未月が左サイドからクロスを共有。中央でFW武藤嘉紀が頭で合わせてリードを2点に広げる。

 鹿島サポーターが詰めかけたスタンドには「戦え。諦めるな!」と書かれたゲーフラも見受けられた鹿島。後半3分にPKで3点目を失ったが、同16分にはエースのFW鈴木優磨が押し込んで1点を返す。しかし、3バックに変えていた鹿島は、後半26分に神戸のMF佐々木大樹にゴールネットを揺らされ、再び3点差に広げられてしまう。

 さらに、後半40分にはサイドを崩されると武藤にこの日2点目を奪われて勝負あり。1-5で敗れた鹿島はリーグ戦4連敗となった。

 鹿島の選手たちは試合後、サポーターのいるゴール裏へ。拡声器でキャプテンの1人である鈴木と鹿島サポーターのやり取りが、スポーツチャンネル「DAZN」の中継でも映し出された。

鈴木優磨「勝てないのは俺らのせい。でも、俺らを後押ししてくれよ」

サポーター「結果も大事だろ」

鈴木優磨「分かるよ。俺らも100%やってる。結果が出てないのは俺らが全部悪い。でも、巻き返せるチャンスがまだある」

サポーター「(チャンスは)ねーよ」

鈴木優磨「3連覇をした時も負け続けた。最後に勝つ」

サポーター「おめーらに気持ちを感じねーんだよ!」

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