“ネイマール封じ”実現の日本代表DF酒井宏樹が「ムバッペには勝てない」と理由
「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で内田篤人氏とトーク
J1浦和レッズのDF酒井宏樹が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、自身が対戦してきて能力の高かったサイドアタッカーについて言及した。
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2012年に柏レイソルからハノーファー(当時ドイツ1部)へ移籍した酒井は、2016年からはフランス1部マルセイユでプレーし、2021年に浦和に加入して日本へ復帰した。欧州で9シーズンにわたってプレーした酒井は、世界的な選手たちと対峙してきた。
元日本代表DF内田篤人氏との対談で、「凄かった対戦相手、誰ですか?」と問われると、「やっぱりムバッペですかね」と、酒井はパリ・サンジェルマン(PSG)のエースであるフランス代表FWキリアン・ムバッペの名前を挙げた。内田氏に「やっぱり速い?」と問われると、難しい顔をしながら「やってみてほしいです。本当に。それでここで話してみたい」と、日本代表の先輩とムバッペ論を交わしたいと笑った。
内田氏は「やだよ。俺、もう動けない」と返したが、酒井は「ネイマールとはやったじゃないですか?」と確認。内田氏は「ネイマールとはやった。ネイマールはハマるよな? 宏樹はガチャンとやったら絶対に勝てる、ネイマールなら。そして、そこに持って行けていた。俺もテレビで見て『宏樹なら、ネイマールそんなやん』とずっと思っていた」と、ブラジル代表との10番で優位に立てていたと主張した。
そのうえで「ムバッペは、やっぱり速いんだ?」と聞き直すと、酒井は「ムバッペは、僕の長所を全部超えていく。だから勝てない。ネイマールだったら、身体とか、スピードとか、勝てる部分もある。でもムバッペは全部超えている」と、振り返った。
内田氏に「上手い選手は、そんなに怖くない?」と、聞かれると「そうですね。やっぱり怖さがあるのは、ゴールに直結してくるプレーをしてくる選手」と、頷いた。
内田氏は「分かるわ。ヒリヒリする試合を経験すると、こういうふうになる。自分のところでやられるのが怖いから」と言うと、酒井も「怖いですよね。次の日、怖いです。自分の中でザワザワするんですよね」と、苦笑いした。内田氏は「上手くても、どこかにパスをしてくれて、そいつが決めるなら、別にと思える。ドリブルで、ぐいって抜かれて失点する。これが怖い」と、サイドバックの心境について語っていた。