古橋亨梧、リーグ屈指の決定力を海外称賛 「途中交代が多くなければどれほどの水準に…」
今季公式戦41試合で28ゴールを記録
スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は、今季公式戦41試合で28得点とゴールを量産中だ。英データサイト「Whoscore.com」は抜群の決定力を誇る古橋に関するデータを紹介し、国内3冠に導く存在として絶賛している。
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古橋の28得点の内訳は国内リーグのスコティッシュ・プレミアシップで22得点、スコティッシュカップとリーグカップでそれぞれ3得点ずつとなっている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は無得点のまま敗退となったものの、シーズン30得点の大台も目前だ。30得点到達となれば、クラブとしては2015-16シーズンのスコットランド代表FWリー・グリフィス以来となる。
古橋は今季のリーグ戦において、チーム総得点(98)の5分の1位以上(約22%)を1人で決めている。1試合平均のシュート数は2.6本で、出場29試合で22得点という抜群の決定力だ。なかでも本拠地セルティック・パークでは12試合で12得点。サポーターのハートをガッチリと掴んでいる。
さらに古橋は「clear-cut chances(明確なチャンス)」から19回の得点を決めており、これはリーグ最多の数字。決定機を確実に得点へと結びつけており、得点ランキングトップに立つべくして立っていると言えるだろう。そして、リーグ戦で20本以上のシュートを放った選手は全部で76人いるが、その中で古橋よりもコンバージョン率(29.3%)が高いのはわずか2選手しかいないという。
今季90分間のフル出場は3試合にとどまっている古橋だが、その影響力の高さは絶大。その存在がチームを国内3冠に導くだろうと絶賛されている。
「彼がこのディビジョンで最も途中交代の多い選手でなかったとしたら、彼がどれほどの水準に達していたのかを想像するだけでも恐ろしい。アンジェ・ポステコグルー監督はほとんど失敗のないリクルートメントで称賛を浴びている。しかし、そのなかでも古橋亨梧を日本から連れてきたことがおそらく最も影響力のある補強であり、彼が最初にグラスゴーに連れてきたのには理由があった。これだけの得点能力を持つストライカーがいれば、国内3冠が視野に入るのも不思議ではない」
1年目の昨季は怪我によって後半戦の大半を欠場したが、今季はコンスタントにピッチに立ち、ゴールという結果で勝利に貢献している古橋。決勝で2得点を決めたリーグカップに続き、チームにさらなるトロフィーをもたらすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)