チェルシー、CL突破へ挽回可能? 「レアルはがっかりする」…英識者が希望示した訳
レアルとのCL準々決勝第1戦で0-2敗戦も、英解説陣は第2戦へポジティブな見解
イングランド1部チェルシーはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第1戦でスペイン1部レアル・マドリードに0-2で敗れた。退場者を出す苦しい展開から手痛い黒星を喫したが、現地メディアの解説陣は「チェルシーはまだ終わってない」と逆転突破の可能性を主張している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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グレアム・ポッター監督を更迭し、今季2度目の監督交代を行ったチェルシーは、レジェンドのフランク・ランパード暫定監督の下で王者と激突。前半21分にFWカリム・ベンゼマのゴールで先制を許すと、後半14分にDFベン・チルウェルが退場となって数的不利な状況に。その後、追加点を奪われ敵地での第1戦を落とした。
4強進出に向けて黄色信号が灯るなか、現役時代にチェルシーで活躍した元イングランド代表MFジョー・コール氏は英衛星放送「BTスポーツ」で古巣の逆転突破の可能性はあると語っていた。
「まだ終わっていない。彼ら(レアル)はチャンピオンで、並外れたチームだ。チェルシーは前半に何度かいいチャンスがあったし、彼らがここに残って戦うためにチームのキャラクターや心、戦う姿勢を示したことはポジティブなことだ」
さらに元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏もチェルシーには逆転の芽が残っていると主張している。
「レアルはがっかりすることになるかもしれない。彼らは試合に勝利して喜んでいるだろうが、チェルシーを懲らしめて試合を終わらせることができたはずだとも考えているだろう。チェルシーはなんとか踏ん張り、レアルの冴えないフィニッシュによって命拾いをした。フランク(・ランパード)はチームを立て直し『このゲームはまだ終わっていない』と声を掛ける必要があるだろう。スタンフォード・ブリッジで得点を決めればそれが刺激になるはずだ。この試合はまだどちらに転ぶか分からない。チャンスはある」
10人になりながらも2点差で耐えて第2戦に望みをつないだチェルシー。2シーズン前のCL王者は大逆転での勝利を手にすることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)