ブライトン監督は三笘の残留に自信? 練習後の会話を披露「今年も来年も時間はたくさんあると言ったら…」
ファンの「三笘になりたいか?」という質問から会話の一端を明かす
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、シーズン終了後の移籍市場における注目株と目されている。そのなかで、チームを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘と交わした会話の内容を明かし、英メディアも「三笘の未来にヒント」と伝えている。
三笘はJ1川崎フロンターレからブライトンへ移籍後、2021-22シーズンはベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで武者修行。今季ブライトンに復帰し、世界最高峰のプレミアリーグで、23試合に出場して7得点4アシストと自慢のドリブルを武器に、チームの攻撃を牽引している。
5000万ポンド(約83億円)を用意しているとされるアーセナルやマンチェスター・シティ、リバプールなどビッグクラブが関心を寄せていると伝えられるなか、英メディア「フットボール・ロンドン」では、一般公開された現地時間4月12日の練習後、デ・ゼルビ監督がサポータ-から「三笘になりたいか?」と質問を受ける一幕があった。イタリア人指揮官はその解答とともに、三笘とのやり取りを明かしている。
「(三笘になりたいか?)ああ、彼は速いからね。トレーニングセッションの終わりには彼と話した。『元気か? 聞いてくれ。我々はフットボールのいくつかの部分で改善しなきゃいけない』と言うと、彼は『OKです、監督』と。『よし。でも、今年も来年も時間はたくさんある。OK? 理解しているか?』と聞いたら、彼は『はい。理解しています』と言っていたよ(笑)」
デ・ゼルビ監督はその場にいた記者たちに向けて不敵な笑みを浮かべていたとも表現されている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「デ・ゼルビが三笘の未来にヒント」と見出しを打ち、この件を伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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