「全員クビだ」 三笘薫のPK誤審騒動を猛批判、元米代表FW審判団に怒り「腐ってる」

三笘薫のPK誤審騒動を猛批判【写真:Getty Images】
三笘薫のPK誤審騒動を猛批判【写真:Getty Images】

トッテナム戦でのPK誤審ジャッジ、元アメリカ代表FWウィナルダ氏が怒り心頭

 イングランド1部ブライトンは、4月8日に行われたプレミアリーグ第30節でトッテナムに1-2で敗れた。この試合では日本代表MF三笘薫が敵陣ペナルティーエリア内で倒されるも、ノーファウルとなった。この判定についてPGMOL(Professional Game Match Officials Limited/イングランドにおける審判員の統括組織)は、のちにPKと判断されるべきプレーだったとの見解を示し、判定に誤りがあったとしてブライトンに謝罪したなか、プレミアリーグの審判員の判断レベルが世界中で批判に晒されている。

 当該プレーは1-1で迎えた後半26分に起きた。ペナルティーエリア内でボールを受けた三笘はトッテナムMFピエール・エミール・ホイビュルクに足を踏まれて転倒。しかし、スチュアート・アトウェル主審も、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を担当したマイケル・ソールズベリー氏もファウルを認めず。プレーは続行となり、ブライトンにPKは与えられなかった。

 このジャッジを下した審判団に対し、サッカー解説者を務める元アメリカ代表FWエリック・ウィナルダ氏は米ラジオ局「SiriusXM」内で猛批判。「もし、彼らがこれをPKだと分からないのであれば、彼らは全員クビになるべきだ。全員だ。そして、二度とサッカーの仕事をするべきではない」と切り捨てた。

 ウィナルダ氏は「ありえない。しっかり教えなおす? 冗談じゃない。もう終わりだ。腐っているよ。本当にサッカーというゲームについて知らなかったんだ。プレッシャーのかかる場面だろうし、汗をかいていて、全員に見られていたなかで、しっかり見るのは難しかったかもしれない。だが、一度でもサッカーをプレーしたことがあったり、見ていたりすれば、『うわ、これはPKだ。引っかけた』と思うはずだ。『不運かもしれないが、これはエリア内でのファウルだからPKだ』となる」と、持論を展開した。

 そして、「私には、その決定をするのに3秒も必要ない。5回も見直す必要はない。それが衝撃的だ。(映像を見直しながら)足を踏みつけて……ファウルだ。PKだ。これだけのことじゃないか」と、世界最高峰のリーグで起きたミスジャッジに怒り心頭だった。

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