ドイツ代表のレーブ監督、20年まで契約を延長! 連盟会長「彼よりいい監督が浮かばない」と絶賛

06年W杯後、クリンスマンの前監督の辞任に伴い昇格 14年W杯で念願の優勝

 ドイツサッカー連盟(DFB)は31日、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督と2020年まで契約延長することで合意に達したと発表した。記者会見に出席したDFBのラインハルト・グリンデル会長は「彼よりいい監督を思い浮かべることはできない」と語り、ドイツを世界王者に導いた56歳の指揮官に全幅の信頼を寄せている。

 レーブ監督は2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)終了後、ユルゲン・クリンスマン前監督の辞任に伴い、ヘッドコーチから昇格する形で代表チームの指揮を託された。

 08年にスイス・オーストリア共催の欧州選手権(EURO)で準優勝、10年南アフリカW杯で3位、12年ポーランド・ウクライナ共催のEUROでも3位と安定した成績を残すと、14年ブラジル W杯でついに念願の優勝を飾り、ドイツを世界王者に導いた。

 契約延長により、18年ロシアW杯はもちろん、欧州13カ国での分散開催が決まっている20年EUROまで指揮を執ることになる。代表チームにさらなるトロフィーをもたらすことに大きな期待が懸かる。

 

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