「主将と並ぶクラブの象徴」 古橋亨梧、セルティック残留濃厚と専門家が見解

セルティックで活躍するFW古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックで活躍するFW古橋亨梧【写真:ロイター】

ディーン・ジョーンズ記者はもう1年セルティックでプレーすると予想

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、今シーズンの公式戦41試合で28得点を記録している。その活躍を受けて、何度も視察をしているイングランド1部クリスタル・パレスがシーズン終了後の獲得に乗り出すと報じられているが、移籍のスペシャリストであるディーン・ジョーンズ記者は、セルティックにとどまるだろうという見解を語っている。英メディア「Give Me Sport」が報じた。

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 古橋は、レンジャーズとの大一番となった現地時間4月8日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第31節で2ゴールを記録し、チームを3-2の勝利に導いた。この勝利でレンジャーズとの勝ち点差を「12」に広げたセルティックは、リーグ連覇に大きく前進している。

 重要な試合でも確かな得点力を発揮している古橋は、週給1万9000ポンド(約315万円)の契約を2025年6月末まで残している。イングランドのクラブから関心を示されている古橋だが、移籍のスペシャリストであるジョーンズ氏は「私は、彼らをもう1シーズン残せると思っている」と、切り出した。

「私は、彼がセルティックでの役割を愛していると思う。彼のように崇められることは、どんなキャリアを歩んでいる人にとっても、極めて稀なことだ。レンジャーズとの試合で、毎回違いを出していけば、そのたびにステータスがアップしていく。これは大きな意味を持つ」

 この発言を受け、記事では「イングランドのトップクラブからの関心は、どんな選手にとっても魅力的なものだ。だが、古橋がセルティックで不満を抱えているとは誰も思えないだろう。現在はキャプテンのカラム・マグレガーと並び、クラブの象徴と見られている。現在、彼は大勢のサポーターの前で、安定してタイトルを獲得できる可能性のあるクラブにいる。またリーグタイトルを獲得すれば、2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージに入ることができ、2023-24シーズンも古橋にヨーロッパの巨人と戦える機会が来る」と報じている。

 セルティックは古橋について、高額な移籍金でなければ放出を認めないだろう。来シーズンも古橋がセルティックでプレーする可能性は高いと見られるが、獲得に関心を示すクラブは、どのようなオファーを出すことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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