三笘のPK疑惑は誤審に…トッテナム戦のVAR担当審判、次節プレミアリーグ割り当てから除外と英報道

トッテナム戦で三笘薫への判定は厳しいものに【写真:Getty Images】
トッテナム戦で三笘薫への判定は厳しいものに【写真:Getty Images】

三笘も出場したトッテナム戦でいくつか疑問の残るジャッジが散見

 イングランド1部(プレミアリーグ)は現地時間4月11日、週末に行われる各試合の担当審判員を発表した。8日のリーグ第30節トッテナム対ブライトンの試合で主審を務めていたスチュアート・アトウェル審判員に2試合が割り当てられたのに対し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を務めていたマイケル・サリスバリー審判員は、試合が割り当てられなかった。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 トッテナムに1-2で敗れたブライトンだが、この試合では複数の疑惑のシーンがあった。最も大きなものは、後半26分に日本代表MF三笘薫がMFピエール・エミール・ホイビュルクに足を踏まれて転倒した場面。アトウェル主審、VARのサリスバリー氏は、揃ってノーファウルと判定し、ブライトンにペナルティーキック(PK)が与えられなかった。しかし、試合後にはPGMOL(Professional Game Match Officials Limited/イングランドにおける審判員の統括組織)が誤審と認定。PGMOLの長であるハワード・ウェブ氏がブライトンに謝罪する事態となった。

 これを受けて注目されていたのが、この試合を担当した審判員の動向だった。主審を務めていたアトウェル氏は、今週末のリーグ戦でも第31節ウォルバーハンプトン対ブレントフォードの試合のVAR担当に任命され、さらに同節ウェストハム対アーセナルの試合では第4審判も務めるという。一方、VARを務めていたサリスバリー氏には、どの試合も割り当てられなかった。

 記事では「ウェブ氏は今シーズン、ブライトンの試合を含め、明確な間違いをした審判員を外してきた」と報じ、リバプール対エバートン、アーセナル対マンチェスター・シティ、ブライトン対クリスタル・パレスの試合でミスをした審判員を次の試合から外したことも紹介。今回はVARを担当したサリスバリー氏がその制裁を受けたようだ。

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