浦和DF酒井宏樹、ACL決勝での復帰を視野 名古屋戦で右足ハムストリング肉離れ
名古屋戦で負傷、サウジアラビアで行われるACL決勝第1戦に向け復帰目指す
J1浦和レッズの主将DF酒井宏樹は、4月9日のJ1リーグ第7節名古屋グランパス戦で右足を負傷。週が明けて負傷の状況が明らかになったが、4月29日にサウジアラビアで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、アル・ヒラル戦での復帰を目指すことが分かった。
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酒井は名古屋戦の後半20分過ぎに右足を負傷して交代。マチェイ・スコルジャ監督は「全体的にハムストリングの負傷」と話していたが、浦和によると検査の結果は右足ハムストリングの肉離れと診断されたという。
その全治期間については浦和の方針で非公表だが、復帰は29日のACL決勝第1戦を目指すとされた。浦和は昨年にグループステージと東地区決勝トーナメントを突破して決勝進出。その過程で酒井は全北現代(韓国)と東地区の突破を争う準決勝で、1点ビハインドの延長後半終了間際に魂のスライディングタックルから同点ゴールにつながるクロスを供給。チームはPK戦を勝ち抜いて決勝への切符を手にしていた。
この日のトレーニングは完全別メニューながらも、芝生の上に姿を現してスタッフやチームメイトとコミュニケーションを取る姿があった。2021年夏に欧州で9シーズンを過ごしたあとのJリーグ復帰で浦和に加入した理由の1つがACLへの思いだと話していた酒井だけに、前回優勝していてサウジアラビアの雄との一戦に間に合わせるべく懸命のリハビリを行うことになる。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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