神セーブ連発のアーセナル守護神、試合終盤の決定機阻止を英絶賛 「リーグタイトルへの挑戦を救った」「英雄的」
ラムズデールが試合終盤に2つの決定機を阻止
イングランド1部アーセナルはプレミアリーグ第30節でリバプールと対戦し、2-2で引き分けた。この試合でGKアーロン・ラムズデールが再三の好セーブを見せたなか、英メディアでは「英雄的なセーブ」「ワールドクラス」と守護神に注目している。
アーセナルは前半8分にFWガブリエウ・マルティネッリのゴールで幸先良く先制すると、同28分にはFWガブリエウ・ジェズスがマルティネッリのクロスを頭で合わせてリードを2点に広げた。
しかし、前半42分に相手のエースFWモハメド・サラーにゴールを奪われると、リバプールが攻勢を強めた後半42分にFWロベルト・フィルミーノがゴールを決めて同点に。アーセナルは2点のリードを生かせず、ドロー決着となった。
後半アディショナルタイムには、リバプールが怒涛の攻撃でアーセナルゴールに迫ったが、サラーとDFイブラヒマ・コナテが迎えた2度の決定機を阻止し、最後の砦としてラムズデールが君臨。英メディア「フットボール・ロンドン」では、「英雄的なセーブ」「ワールドクラス」とラムズデールの活躍を伝えた。
また、英紙「ガーディアン」では、勝ち点「1」の獲得に貢献したラムズデールの活躍を受け、「アンフィールドでのアーセナルのリーグタイトルへの挑戦を救った」とし、「今シーズンのラムズデールの活躍は、あまり知られていないかもしれないが、実に総合力の高いゴールキーパーである」と、今季これまでのパフォ―マンスを絶賛している。
ハイレベルな一戦となった強豪対決で神セーブを連発し、試合後には「今日も楽しくプレーできた」と充実感を口にしたラムズデール。アーセナルが首位に立つ理由にふさわしいプレーを披露し、チームを1番うしろのポジションから支えている。