アーセナル冨安、代役加入で来季は競争激化? 新たな右SB候補浮上に英注目「SDは選手を求めて…」
冨安は怪我で長期離脱
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、今シーズン多くの負傷に悩まされた。3月に手術を行った冨安は、すでに今シーズン中の復帰は絶望となっている。冨安不在のなかでも、プレミアリーグで首位を走り続けるアーセナルは、右サイドバック(SB)の補強に乗り出すようだ。英メディア「フットボールロンドン」が報じた。
冨安が負傷した影響もあり、今シーズンのアーセナルではイングランド代表DFベン・ホワイトが右SBを務めてきた。冨安はプレーできる時も、ホワイトのバックアップとなっていた。結局、今シーズンの冨安は31試合に出場したが、先発は13試合にとどまっている。
昨シーズンも2月から4月にかけて負傷が続いた冨安は9試合を欠場。記事では、「セドリック・ソアレスの未来が別のところにありそうな状況で、スポーツ・ディレクター(SD)のエドゥ・ガスパールは、新たな選手を求めて移籍市場に入りそうだ」と、フルハムにレンタル移籍したポルトガル代表右SBと冨安の代役探しに乗り出す可能性を報じた。
そして、具体的な選手の名前としてトルコ1部ガラタサライの22歳DFサシャ・ボエの名前を挙げている。フランス代表の年代別代表にも選出されたボエは、2025年までの契約延長に向けてガラタサライと交渉をしていると報じられるが、ボエ自身は「悪い時も、いい時も経験した。僕のパフォーマンスは安定している。次の角を曲がる時だと思うが、シーズンが終わってから何が起こるかを見てみよう」と今季限りでの退団も示唆している。
負傷に苦しみ、不本意なシーズンを過ごすこととなった冨安だが、右SBの補強が進めば、来季のポジション争いはさらに激化することになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1