ケインの決勝ゴールのシーンを海外記者が見解

　イングランド1部ブライトンは現地時間4月8日、プレミアリーグ第30節でトッテナムと対戦し1-2で敗れた。この試合の決勝弾となったイングランド代表FWハリー・ケインのゴールを海外記者も「ミトマはそこで悪夢を見た」と注目している。

　アウェーに乗り込んだブライトンは、前半10分に韓国代表FWソン・フンミンにプレミアリーグ通算100得点目のメモリアルゴールを与え先制を許す。同17分、最終ラインの裏を取った三笘が、トラップからボレーシュートを叩き込みゴール右のネットを揺らして同点かと思われた。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の確認の結果、トラップがハンドの反則と判定されノーゴールとなってしまう。

　それでもブライトンは前半34分にDFルイス・ダンクの得点で同点に追い付くと、後半26分には三笘がペナルティーエリア内で倒されるシーンも。しかしここで笛は吹かれず、VARも介入しないままプレーは続行となった。

　試合を決定したのは後半34分、三笘のボールロストから最後はケインの一撃が決まる。ブライトンは1-2と悔しい敗戦となった。

　英メディア「LondonWorld」のジャーナリストであるラーマン・オスマン氏は、ケインの決勝弾について自身の公式ツイッターで「ミトマはそこで悪夢を見た。フリックを試みたが、ボールを与え、結果的に失点してしまった」と日本人の失点関与を指摘。「ケインはそれを見逃さない」と英代表FWの能力の高さを絶賛した。

　判定で2度苦しんだ三笘だったが、失点シーンでは少し厳しめの評価もあるようだ。