2年ぶりの横浜ダービーは横浜FMに軍配 ブラジル人トリオが全5得点を叩き出して快勝
横浜FMが横浜FCを圧倒
J1リーグは4月8日に第7節が行なわれ、2年ぶりとなる横浜F・マリノスと横浜FCの横浜ダービーが日産スタジアムで実現。ホームの横浜FMが5-0と圧勝している。
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序盤から横浜FMが攻勢に試合を進めると、前半6分にはDF山根陸がゴールネットを揺らす。しかし、これはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、直前にパスを受けたMF水沼宏太がオフサイドと判定され、ゴールは取り消しとなった。
早い時間帯の失点を免れた横浜FCは、カウンターから何度かシュートを打つ場面を作るが、いずれもシュートは枠を外れてGK一森純を脅かすことができない。シュートに行く回数の少なかった横浜FMも、前半36分にはFWアンデルソン・ロペスのポストプレーからMFマルコス・ジュニオールがシュートを打つが、上手くミートできなかった。
前半41分には横浜FCが右サイドからDF林幸太郎がクロスを上げ、小川がヘディングでゴールを狙ったが、わずかに左へ逸れていく。同42分には横浜FMも、セットプレーからGK市川睴記が触れず、流れたボールをDF角田涼太朗がゴールに流し込もうとしたが、DFンドガ・ボニフェイスに阻まれて得点にならなかった。このままスコアレスで前半は終了した。
後半のスタートから、横浜FMはMF藤田譲瑠チマを投入。そして後半開始わずか2分、横浜FMは、過去3回のダービーでもゴールを決めてきたマルコス・ジュニオールがDF和田拓也からボールを奪うと、アンデルソン・ロペスとのワンツーから左足でシュートを放ち、先制ゴールを決めて横浜ダービーで4試合連続ゴール。さらに後半17分には、マルコス・ジュニオールが左サイドに展開したボールを受けたエウベルが縦に仕掛け、折り返しをアンデルソン・ロペスが無人のゴールに決めてリードを2点に広げた。
リードを広げた横浜FMの勢いは止まらない。後半23分には、右サイドからMF水沼宏太が入れたボールを受けたエウベルがシュート。これが横浜FCのDFに当たってGKの逆を突く形になり、3点目が決まった。同29分にも横浜FMは、水沼のパスからエウベルがゴールを決めて4-0と勝利を決定的なものにすると、後半44分にもA・ロペスがヘディングで追加点を奪った。
ブラジル人トリオが全5得点を叩き出した横浜FMが5-0でダービーに快勝。J1での横浜ダービーの通算成績も4勝1分2敗とした。敗れた横浜FCは開幕からの未勝利が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)