日韓FW対決は「期待ハズレ」との声も

　スポーツ紙「スポーツ韓国」も、「ソン・フンミンvs岡崎　空しい攻防で終わった韓日FW対決」との見出しをつけ、ソンと岡崎が対戦したゲームについて触れた。「2人の選手は先発出場を果たしたが、あまりにも期待しすぎたせいか、目立った活躍はできなかった」と指摘し、まず岡崎のプレーについてこう触れている。

「岡崎は自慢の運動量と守備も徹底するFWとしてピッチを走り回った。ただ、後半32分までにシュートは1本しかなく、パス成功率も66.7％だった。33回のボールタッチのなかで訪れたチャンスは、前半32分にマフレズのアーリークロスからつながったヘディングシュートだけだった」

　また、ソン・フンミンについては「途中交代の岡崎とは違い、フル出場したが存在感を示すことはできなかった。全体的に体は軽く見えたが、決定的なチャンスも訪れず見せ場を作れなかった」とし、「韓国と日本を代表するFW対決は期待ハズレに終わった」と締めくくった。

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金 明昱●文　text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images