「彼は自分自身に怒りを感じていたんだ」

　レアルらしい圧倒的な攻撃力で4-1と勝利し、首位キープを果たした。背番号7の復活について、マルセロは「beIN Sports」のインタビューでこう答えている。

「クリスティアーノは3得点を挙げられたことを喜んでいたよ。でもそれ以上に、勝ち点3を獲れたことに喜んでいた。彼はゴールを奪うことに命を懸けているから、自分自身に怒りを感じていたんだよね」

　誇り高きロナウドが怒りを感じていたのは、周囲の報道にではなく、得点を決められない自分自身に対してだったようだ。レアルは12月にクラシコとクラブワールドカップ出場を控える過密日程のため、11月に白星を積み上げていきたいところ。それだけにエースの覚醒は、何よりも大きいはずだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images