選手側の希望により、ドイツクラブへの移籍は選択肢から除外か

　ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の来季去就に関して、新たな展開が浮上した。独メディアによるとラ・リーガへの移籍に傾いており、アトレティコ・マドリード移籍の可能性が伝えられている。

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　鎌田は今季限りでフランクフルトとの契約が満了。同クラブのマルクス・クレシェスポーツディレクター（SD）は先日、ドイツのスポーツ番組「Aktueller Sportstudio」で去就動向に触れ、退団が決定的であることを認めた。

　来季の新天地としてドイツ1部ボルシア・ドルトムントが最有力候補とされてきたなか、ドイツ地元紙「FNP」は「スペインに行くようだ」と報道。選手側の希望により、ドイツクラブへの移籍は選択肢から除外されたようだ。

　記事では、衛星放送「スカイ・スポーツ」のフロリアン・プレッテンベルク記者の情報として「ドルトムントと鎌田は冷え切っている」と伝えられ「鎌田はスペインへ向かっている。興味を持っているのは、FCバルセロナとアトレティコ・マドリードである」と指摘された。

　上記2チームのうちより鎌田獲得へ興味を持っているのはアトレティコで、プレッテンベルク記者は「アトレティコへの導きがより熱を帯びている」と見解。「早ければ今週中にも最終決定が下される」ともされているなか果たして、鎌田のスペイン移籍は実現するだろうか。