独メディアはダービー戦先発の香川に及第点 前半限定なら「ドルト攻撃陣で最高の選手」と評価

前半の香川は攻撃の中継点としてボールタッチも多く、その働きを評価される

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は29日に行われた宿敵シャルケとの「ルール・ダービー」に先発出場し、後半34分までプレーした。スコアレスドローに終わり、得点に絡むことはなかったものの、低い位置で何度もボールを受けて攻撃にリズムをもたらそうと奮闘した。独メディアでは及第点の評価が与えられ、前半限定なら「ドルトムント攻撃陣で最高の選手だった」と評価された。

 ドルトムントはホームにシャルケを迎え撃ったが、前半はシュート0本に終わった。後半はペースを握り、圧倒的に攻め込んだもののゴールは遠かった。香川は後半34分にドイツ代表FWシュールレと交代でピッチを後にした。

 独紙「WAZ」の選手採点(1が最高、6が最低)で香川はチーム2位タイの3点が付けられた。前半、ドルトムントはなかなかチャンスを見出せずに苦しんだが、香川は攻撃にリズムを与えようと奮闘。決定的な場面は作れなかったが、及第点が与えられている。

「攻撃的MFは頻繁に低い位置でボールを受けた。彼(香川)がそうしなければ、彼らはボールをほとんど前へ運ぶことができなかった。ハーフタイムの前は、ドルトムント攻撃陣最高の選手だった」

 4-1-4-1システムの右インサイドハーフとして出場した香川は、アンカーのMFヴァイグルと並ぶようなポジションを取り、攻撃の中継点としてボールタッチも多かった。その働きは重要だったと評価されている。

 

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