セルティック古橋亨梧は「DFを恐怖に陥れる」 宿敵クラブOBが圧倒的影響力に惜しみない賛辞
セルティックとレンジャーズの大一番へ、クリス・ボイド氏が日本人FWを絶賛
日本人選手が数多く活躍するスコットランド1部セルティックは、現地時間4月8日に宿敵のレンジャーズとのダービーマッチ「オールドファーム」に臨む。優勝争いをする両者の大一番を前に、レンジャーズOBで元スコットランド代表FWのクリス・ボイド氏がセルティックのFW古橋亨梧を絶賛している。
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古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入して以来、チームの絶対的な得点源として活躍。今季はリーグ戦28試合で20ゴールをマークし、カップ戦なども含めた公式戦では40試合26ゴールの結果を残すなど、シーズン30ゴールの大台も目前に迫っている。
かつてレンジャーズでプレーしたボイド氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で「両チームの最大の違いはメインのストライカー」だと語り、古橋の影響力の大きさに言及している。
「セルティックには脅威となる選手がいるが、レンジャーズは前線での動きを欠いている。セルティックの2枚のセンターバックはレンジャーズの9番が誰であろうと対処できる信頼があるため、試合を優位に進めることができるだろう。その一方で(レンジャーズの)コナー・ゴールドソンやベン・デイヴィスは亨梧に上手く対応したとしても、一瞬でもスイッチをオフにしてしまえば、彼はどこかへ消えてしまうんだ。彼のペース、彼の動きはDFを恐怖に陥れる。(古橋以外にも)背後に飛び込んでくるランナーがたくさんいる」
ボイド氏は優れたアタッカーを擁するセルティック攻撃陣の脅威を強調しつつ、その中で軸となっている古橋の存在が今のセルティックとレンジャーズを分ける存在だと語った。現在セルティックが首位に立ち、レンジャーズは2位につけているが、両者の間には勝ち点9差あり、優勝争いでセルティックが大きくリードしている。
ボイド氏は「古橋がいればレンジャーズは首位だったか?」という質問に対して、「その議論に反対するのは難しい。彼は得点を決め、それだけのインパクトを残している」と回答。文字どおりセルティックを牽引している日本人ストライカーに惜しみない賛辞を送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)