三笘はアシストを記録し、5試合連続で得点関与

　イングランド1部ブライトンは現地時間4月4日、プレミアリーグ第7節延期分でボーンマスと対戦し2-0で勝利。先発を飾った日本代表MF三笘薫は前半28分にアシストを記録し、勝ち点「3」の奪取に貢献した。現地メディアは三笘に最高点タイとなる8点を与え、アシストの場面を「最高のクロス」と称賛している。

　三笘は1日の第29節ブレントフォード戦（3-3）で今季リーグ戦7ゴール目をマークし、シーズン日本人最多得点記録を更新した。ボーンマス戦でも左ウイングで先発出場を飾ると、0-0で迎えた前半27分に先制点を演出する。左サイドでこぼれ球を拾った三笘は、鋭いグラウンダーのクロスを供給すると、ゴール前で構えていたFWエバン・ファーガソンが鮮やかなヒールシュートでゴール右隅に流し込んだ。

　チームはその後、後半アディショナルタイムにMFフリオ・エンシソが追加点を奪って2-0で勝利した。英地元メディア「Sussex Express」は、ボーンマス戦に出場した選手を10点満点で採点し、三笘に最高タイとなる8点を与えている。寸評では「ファーガソンの先制点をお膳立てした最高のクロス。この日本代表選手は、直近15試合で合計7つのゴールとアシストを記録している。無慈悲だ」と、その活躍を称えていた。

　三笘はボーンマス戦で5試合連続得点関与を記録し、ブライトンの選手として初となる快挙を達成している。日本人アタッカーの猛然たる勢いは留まることを知らない。