ビッグクラブから熱視線が送られるキム・ミンジェ、元ユナイテッドDFパーカー氏が古巣移籍を推奨

　イタリア1部セリエAで首位を走るナポリで主力となっている韓国代表DFキム・ミンジェは、ビッグクラブの注目の的になっている。移籍先候補の一角とされているのがイングランド1部のマンチェスター・ユナイテッドだが、英メディアでは同クラブのOB選手のコメントを紹介。キム・ミンジェの獲得を「最高のPR案件」と取り上げ、「日本出身の三笘と同じことが言える。ユナイテッドに来れば、それは大きな話題になるだろう」と注目している。

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　ナポリは今季、2位に勝ち点「16」差をつけて首位を独走しており、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でもベスト8に駒を進めている。キム・ミンジェは今季に加入したばかりだが、ナポリでレギュラーに定着しており、守備の大黒柱として大活躍中。来夏の移籍市場では、フランス1部パリ・サンジェルマンや英1部リバプールが獲得に乗り出す可能性も取り沙汰されている。

　そんななかユナイテッドもキム・ミンジェに熱心な関心を寄せていると報じられているが、英メディア「Football365」は、かつてユナイテッドで活躍した元英代表DFポール・パーカー氏のコメントを紹介。東アジアでのプレミアリーグ人気を踏まえ、キム・ミンジェの獲得を「最高のPR契約」と表現し、戦力面はもちろんのこと、商業面のメリットも強調している。

　また、「この韓国代表DFも、日本出身の三笘と同じことが言える。ユナイテッドに来れば、それは大きな話題になるだろう」と、ビッグクラブ移籍が噂されるブライトンの日本代表MF三笘薫も引き合いに出している。ユナイテッドはイングランド代表DFハリー・マグワイアに退団の可能性が浮上しており、フランス代表DFラファエル・ヴァランも負傷離脱が多いことを考えると、キム・ミンジェの獲得はベストな選択肢と言えるかもしれない。