チェルシー解任のポッター氏は休養へ? レスター監督候補浮上も拒否と現地報道「来季の復帰を目論む前に…」
プレミアで監督解任クラブが複数、ポッター氏にもオファー報道
イングランド1部チェルシーを解任されたグレアム・ポッター氏はしばらく充電期間に入るようだ。同氏はブレンダン・ロジャーズ監督の退任が決まったレスター・シティの新監督候補として名前が挙がっていたが、これを拒否したと英紙「デイリー・メール」が報じている。
ポッター氏は昨年9月にトーマス・トゥヘル氏(現バイエルン・ミュンヘン)の後任としてチェルシーの監督に就任。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンでは昨季チームを過去最高位の9位に導いていたが、シーズン途中就任のチェルシーでは思うような結果がついてこなかったことから電撃解任となった。
そんなポッター氏は現地時間4月2日にブレンダン・ロジャーズ氏の退任が決まったレスターの新監督候補になっていると報じられていた。これについて「デイリー・メール」紙はポッター氏がレスター行きを断ったとし、「ポッターはスタンフォード・ブリッジでの激務を終え、来季の復帰を目論む前に充電期間に入ることを望んでいる」と伝えた。今夏の現場復帰に向けてしばしの休息期間に入ることになるという。
また、記事によればレスターのほかにロベルト・デ・ゼルビ監督が退任した場合に古巣ブライトンがポッター氏の再招聘に関心を持つ可能性や、アントニオ・コンテ氏を解任後にクリスティアン・ステッリーニ暫定監督が率いるトッテナムも候補となる可能性があるようだ。
ブライトンからチェルシーへとステップアップを遂げたポッター氏だったが、初めてのビッグクラブでの指揮では辛酸をなめる結果となった。表舞台に再び立つ機会に備え、今は力を溜める時となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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