「いつだって準備していた」 川崎の”和製ロナウド”が起死回生の決勝弾で復活の狼煙

エース小林の穴を埋めることができるか

 試合後、森本はチームを勝利に導いた自身の決勝弾をそう振り返った。小林の負傷で急きょ出番が回ってきたが、決勝ゴールというこの上ない結果でその期待に応えてみせた。

 今節に浦和レッズが勝利を収めたことでセカンドステージの優勝は譲る結果となったが、年間1位の座は最終節までもつれ込むことになった。しかし負傷交代した小林は、その程度によっては最悪の場合、来月から始まるチャンピオンシップに間に合わない可能性も出ている。今季FW大久保嘉人とともに、日本人最多15ゴールの得点源を失う危機に瀕している川崎。この状況を救うのは、かつて“和製ロナウド”と呼ばれたストライカーなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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