三笘は「プレミアで大ヒットして絶好調」 ブライトンの元ユニオンSG組2人の明暗にベルギー注目
ユニオンSGからブライトンへ移籍した三笘とウンダフの明暗に注目
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫はプレミアリーグ初挑戦の今季、ここまで21試合に出場して7得点3アシストと堂々たる成績を残している。ベルギー公共放送「RTBF」は同時期にベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)から加入したドイツ人FWデニズ・ウンダフとの比較をしている。
三笘はJ1川崎フロンターレからブライトンへ移籍後、2021-22シーズンはベルギーのユニオンSGで武者修行。今季ブライトンに復帰し、世界最高峰のプレミアリーグで、自慢のドリブルを武器にチームの攻撃を牽引している。
ベルギー公共放送「RTBF」は「ユニオン・サン=ジロワーズから今シーズンに加入した三笘薫とデニズ・ウンダフは、まったく異なるシーズンを過ごしている。日本人はプレミアリーグで大ヒットして絶好調、一方でドイツ人は遅れを取っている」と切り出し、三笘の快進撃を評価している。
「公式戦28試合で10ゴールを記録した三笘薫は、今季のブライトンのキープレーヤーの1人である。ブライトンはリーグ6位(12勝7分7敗)につけており、ユニオン・サン=ジロワーズのサクセスストーリーの一翼を担っていた彼に感謝することができる。三笘は専門サイト『Transfermarkt』による推定市場価格で300万ユーロ(約4億3000万円)から2200万ユーロ(約31億8000万円)に評価を上げている」
一方で、昨季三笘と同じくユニオンSGに所属していたウンダフに関しては「自分の居場所を見つけるのがもっと大変なことになっている」とレポートしている。
「ブライトンでは公式戦19試合に出場してわずか3得点のストライカーは、プレミアリーグではまだゴールネットを揺らせていない。その結果、推定史上価格は800万ユーロ(約11億6000万円)から600万ユーロ(約8億7000万円)にダウンした。ウンダフは、プレミアリーグでの出番が少なく、厳しいポジション争いを強いられている」
三笘とウンダフの明暗について、記事では「人間の運命は決して同じではない」と締め括っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)