J2清水、ゼ・リカルド監督の解任発表 5季連続のシーズン途中交代…秋葉コーチが新指揮官に就任
開幕から7戦未勝利で現在19位と低迷
J2清水エスパルスは4月3日、ゼ・リカルド監督の解任を発表した。清水は今季リーグ戦で開幕から7戦未勝利で現在19位と低迷。後任には秋葉忠宏コーチが昇格する形で就き、チームの采配を振るう。
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リカルド監督は昨年6月、シーズン途中に契約解除となった平岡宏章前監督の後を継ぐ形で就任。低空飛行が続いていたチームの立て直しを託されたが、J2降格が決まった。
今季は1年でのJ1復帰を目指し、同監督の続投を決断したものの、リーグ戦ではJ1の昨季から14試合勝ちなし。4月1日のヴァンフォーレ甲府戦(0-1)で2連敗を喫したことで、監督解任に至った。
清水は5季連続となるシーズン途中での監督交代となる。なお、コーチ陣ではクレーベル・サントスヘッドコーチ、ファビオ・エイラスフィジカルコーチとの契約も解除に。新たに野口幸司氏を新コーチとして迎え入れることも発表された。
■監督コメント全文
「監督である間、常にこのクラブに敬意を持ち、任務を果たそうと全力を尽くしてきました。これからもこのクラブの存在はずっと私の心に残り続けます。オレンジ色のサポーターの皆さん、どんな時も力強く応援してくださり、私そして家族ともども心から感謝いたします。我々の目標は、尊敬され、恐れられ、高いインテンシティーで勇敢に戦う強いエスパルスを復活させることでした。
それが充分に果たせず、歯痒く、申し訳なく思います。遠い場所からにはなりますが、これからは皆さんと共に、勝利に満ちたクラブの未来を祈り応援し続けます。エスパルスサポーターが歌うチャントは、ずっと耳に、そして心に残り続けます。清水エスパルス、エスパルスサポーター、そして静岡の皆さん、本当にありがとうございました」
(FOOTBALL ZONE編集部)