酒井宏樹が語る第2次森保ジャパン初陣落選の秘話 内田氏も「偉っ!」と驚いた行動は?

浦和DF酒井宏樹【写真:徳原隆元】
浦和DF酒井宏樹【写真:徳原隆元】

「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」で赤裸々に語る

 長らく日本代表の右サイドバック(SB)のレギュラーとして活躍してきたDF酒井宏樹(浦和レッズ)が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」にゲスト出演。第2次森保ジャパンの船出となるキリンチャレンジカップのメンバー発表前に、森保一監督から連絡があったことを明かした。

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 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後の最初の活動となる3月シリーズで新たな船出を迎えた日本代表。南米の強豪であるウルグアイ代表(1-1)とコロンビア代表(1-2)と対戦し、1分1敗という結果に終わった。

 3月の連戦では、攻撃陣にカタールW杯組が引き続き起用されていたのに対し、酒井やDF長友佑都(FC東京)、DF吉田麻也(シャルケ)といったこれまでの主軸が外れた最終ラインは大幅なメンバーの入れ替えが行われた。

 3月シリーズのメンバー発表が行われたのは3月15日だったが、酒井はこの前日に第2次森保ジャパンの初戦に参加しないことを指揮官から知らされていたという。元日本代表DF内田篤人氏に「今回、呼ばれてないじゃん。話されているの? 森保監督に」と聞かれると、酒井は「前日に電話をいただいて『若い選手を試していきたい。能力は分かっているから』(と言われた)」と、明かした。

 さらに内田氏が「今後は呼ばないとは、言われていない?」と切り込むと、酒井は「(そう)だとは思います。でも、分からない」と率直な胸の内を明かすとともに「でも、一応、僕は感謝の気持ちを伝えました」というと、内田氏は「偉っ」と驚いた。酒井は「このまま(代表への参加が)終わるかもしれないから。とりあえず、感謝をして『自分のやるべきことを続けます』と伝えました」と、その後のやり取りも説明すると、内田氏は「素晴らしいですね」と、日本代表で自身のあとを継いだ名サイドバックの姿勢に感服した。

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