チェルシーとバイエルンで不思議な因縁!? ポッター監督解任で正式後任にナーゲルスマン氏浮上
ナーゲルスマン氏はバイエルンを解任
イングランド1部チェルシーは、現地時間4月2日にグレアム・ポッター監督を電撃解任した。ブルーノ・サルトール氏が暫定監督に就任したが、正式な後任の最有力候補がドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの監督を解任されたばかりのユリアン・ナーゲルスマン氏だという。
チェルシーはトーマス・トゥヘル監督に率いられてシーズンを開幕したが、共同オーナーを務めるトッド・ベーリー氏とベハダ・エグバリ氏は昨年9月に監督交代を決断。同リーグで日本代表MF三笘薫が所属するブライトンからポッター監督を引き抜いていた。しかし、今週末の試合を終えて11位に転落したところでの解任となり、シーズン2度目の決断になった。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は自身のツイッターに、チェルシーの後任人事について投稿。それによれば、チェルシーが最有力候補としてナーゲルスマン氏に接近していること。一方で、バイエルンとの補償交渉はこれからの段階であるという。また、ルベン・アモリム氏も高く評価されているが、かつてトッテナムを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ氏の名前は挙がっていないことが示された。
トゥヘル氏はナーゲルスマン氏の後任としてバイエルンの監督に就任。4月1日に古巣ボルシア・ドルトムントとのデビュー戦に臨み、4-1の勝利で発進していた。
チェルシーがナーゲルスマン氏を最有力候補とした場合、バイエルンとの間での違約金や残りの年俸支払いなどの交渉を進めると見られる。バイエルンとチェルシーの間で不思議な因縁が発生しそうな監督人事の行方はどのようなものになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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