リバプールDFアーノルドの“守備難”に非難の声 失点直前に構えたポジショニングに海外注目

シティ戦に出場したアーノルド【写真:Getty Images】
シティ戦に出場したアーノルド【写真:Getty Images】

先制ゴールの起点になるも4失点で大敗

 イングランド1部リバプールは現地時間4月1日、プレミアリーグ第29節でマンチェスター・シティと対戦し、1-4で敗れた。4失点で大敗となったこの試合、右サイドバック(SB)で出場したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対して英国内では厳しい声が上がっているようだ。英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えている。

 試合は前半17分、アーノルドのロングボールを起点に、エジプト代表FWモハメド・サラーが先制ゴールを奪うも、同27分にアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスにゴールを決められ、前半のうちに同点に追い付かれた。

 すると後半はシティが攻勢を強め、後半1分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、同8分には元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、同29分にはイングランド代表MFジャック・グリーリッシュがゴールを決め、リバプールは1-4で敗れた。

 この試合、右SBで出場したリバプールのアーノルドだったが、対峙したグリーリッシュに苦戦。「スポーツ・バイブル」では、「(敵地)エティハドでのマン・シティ戦での惨状を受け、リバプールファンから非難を浴びている」と、アーノルドへの厳しい声を伝えた。

 記事内では、アーノルドに対して「守備における彼の甘さを改めて見せつけられた」と、守備時の対応が指摘され、「リバプールファンにとって不満の残るものであった」とシティ戦でのプレーを振り返った。

 また、サッカーに関する面白い映像や画像の投稿をメインに、全世界で180万人を超えるフォロワーを持つツイッターアカウント「Out Of Context Football」では、同点ゴール直前のアーノルドのポジショニングに注目。この投稿には、「彼は何をしているの?」「これはアマチュア」「もう笑いを隠せない」などのコメントが寄せられていた。

 先制ゴールの起点になるも守備面での脆さを指摘されたアーノルド。昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)ではメンバー入りとなったが、直近の欧州選手権(EURO)予選では招集外にもなっており、アーノルドには再び奮起が求められている。

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