J1残留を争う4クラブが全滅! 新潟はWシルバ退場、名古屋は大量3失点と最終節に不安残す
より一層厳しい状況に置かれたのは名古屋
残留を争う4クラブがすべて敗戦し、第16節終了時点で4チームの年間順位は以下の通り。
13位:磐田(勝点33、得失点差-14)
14位:甲府(勝点31、得失点差-25)
15位:新潟(勝点30、得失点差-15)
<J1残留ライン>
16位:名古屋(勝点30、得失点差-18)
勝ち点こそ変わらないが、より一層厳しい状況に置かれたのは名古屋だ。3点差負けを喫し、新潟との得失点差が「2」から「3」に開き、最終節で名古屋が勝利しても、新潟が勝利した場合を考えると大量得点が必要な状況となった。ただ前述のとおり、新潟は“Wシルバ”を欠く緊急事態に陥っただけに、本拠地デンカ・ビッグスワンスタジアムで戦えるとはいえ苦戦が予想される。
磐田は勝利か引き分け、甲府は勝利すれば無条件で残留が決定する。しかし他会場の結果次第では16位へと一気に転落する可能性も残されている。天国と地獄を分ける戦いは、最終節のタイムアップのホイッスルが鳴るまで続く。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images