J1残留を争う4クラブが全滅! 新潟はWシルバ退場、名古屋は大量3失点と最終節に不安残す

新潟はWシルバ退場で次節・広島戦に出場停止

 15位の新潟は前節浦和戦の終了間際、FW興梠慎三に決勝点を許して勝ち点を落とす痛恨の展開となった。その悪い流れを引きずったか、敵地のG大阪戦、開始5分でFWアデミウソンに先制点を許す苦しい立ち上がりに。FWラファエル・シルバの同点弾こそあったものの、微妙な判定にも泣いて1-3で敗戦。ラファエル・シルバや大黒柱のMFレオ・シルバが退場処分を受け、“Wシルバ”が最終節・広島戦が出場停止となるなど泣きっ面に蜂の展開となった。

 14位の甲府は前節J2降格が決まった湘南の敵地に乗り込んだ。第15節・福岡戦では先手を取られながらもFWダヴィ、MFドゥドウのゴールで勝ち点3を奪い取り、自動降格圏を脱出。しかしこの日は湘南の抵抗に遭い、後半24分にMF三竿雄斗に直接FKを決められて先制を許すと、同点ゴールを奪えないまま0-1で敗れた。

 13位の磐田は首位・浦和と対戦。エコパスタジアムながら大挙した浦和サポーターの声援もあり攻撃的に出るアウェーチームに対し、磐田は防戦一方となった。前半こそスコアレスで耐えしのいだが、後半27分にMF武藤雄樹のヘディングシュートで失点し、0-1と敗れた。

 

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