J1残留を争う4クラブが全滅! 新潟はWシルバ退場、名古屋は大量3失点と最終節に不安残す

名古屋はGK楢崎が指脱臼のアクシデントを乗り越えて決死のスタメン出場も…

 J1セカンドステージ第16節は全9試合が29日14時に同時キックオフされ、浦和がセカンドステージ優勝を決めた。その一方でJ1残留争いに巻き込まれたクラブはすべて敗戦し、降格をめぐる「1枠」は11月3日のセカンドステージ最終節までもつれ込むことになった。それぞれの第16節の戦いぶりと、ラスト1試合を残す状況となった時点での状況を整理した。

 セカンドステージ第15節終了時点での残留争いに巻き込まれている4チームの年間順位は以下のようになっていた。

13位:磐田(勝点33、得失点差-13)

14位:甲府(勝点31、得失点差-24)

15位:新潟(勝点30、得失点差-13)

<J1残留ライン>

16位:名古屋(勝点30、得失点差-15)

 磐田は勝利もしくは引き分け、甲府は勝利して、新潟か名古屋が負ければ残留が決まる条件でそれぞれが開始のホイッスルを聞いた。

 16位の名古屋はアウェーで神戸と対戦。不動の守護神、楢崎正剛が今週の練習で指を脱臼するアクシデントが起きたが決死のスタメン出場。しかし序盤から劣勢の展開となり、前半15分にはDF高橋峻希のクロスをMF松下佳貴にボレーで叩きこまれ先制を許した。同37分には相手のパスワークからMF中坂勇哉のミドルを食らい0-2。後半24分にはMF増山朝陽の決定的な3点目を許し、0-3と万事休した。

 

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