ブレントフォード戦ではプレミア日本人新記録の7点目をマーク

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間4月1日に行われたプレミアリーグ第29節ブレントフォード戦（3-3）でリーグ戦7ゴール目を挙げた。海外記者は「最高品質のプレーヤー」と評価している。

　三笘は加入1年目にしてチームの中心を担い、ブレントフォード戦でも左サイドで先発出場。ブライトンは前半10分に先制点を献上するも、同21分に三笘が鮮やかな得点で同点弾をもたらす。GKからのロングフィードに抜け出すと、ダイレクトで右足を振り抜き、相手GKの頭上に弧を描くループシュートでゴールネットを揺らした。

　今季リーグ戦7ゴール目となり、元日本代表MF香川真司、FW岡崎慎司が記録していたシーズン日本人最多得点（6ゴール）を更新。両チームはその後、互いにゴールを奪い合う一進一退の壮絶なシーソーゲームを演じ、最終的には3-3の痛み分けとなった。

　オンラインサッカーゲーム「ファンタジー・プレミアリーグ（FPL）」を専門に取り扱う「Fantasy Football Hub」のオリ・プール氏は、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、イングランド人MFソリー・マーチに比べると、統計上のゴール期待値は低くなっていることを受け、「スタッツは物足りなさを感じるかもしれないが、私は三笘がそのなかで最高品質のプレーヤーで、彼は数字を上回る傾向があると思う」と高く評価していた。