ブライトンはブレントフォードと対戦し3-3のドロー　三笘は鮮やかなループ弾を披露

　イングランド1部ブライトンは現地時間4月1日、プレミアリーグ第29節でブレントフォードと対戦し、3-3と引き分けた。0-1のビハインドで迎えた前半21分に日本代表MF三笘薫が絶妙なループシュートで同点弾を決めた。現地メディアは「なんてゴールなんだ！GKの頭上を越す見事なループシュート。この男は仕留め方を知っている」と惜しみない称賛を送っている。

　ブライトンは今季大きな躍進を遂げており、ビッグクラブひしめくプレミアリーグでトップ4争いを演じている。三笘は加入1年目にしてチームの中心選手となっており、ブレントフォード戦でも左サイドで先発を飾った。前半10分に先制点を献上するも、同21分、三笘が鮮やかな得点で同点弾をもたらす。GKからのロングフィードに抜け出すと、ダイレクトで右足を振り抜き、相手GKの頭上に弧を描くループシュートでゴールネットを揺らした。

　今季リーグ戦7ゴール目となり、元日本代表MF香川真司、FW岡崎慎司が残していたシーズン日本人最多得点（6ゴール）を更新。両チームはその後、互いにゴールを奪い合う一進一退の壮絶なシーソーゲームを演じ、最終的には3-3の痛み分けとなった。

　現地メディア「Sussex Express」は、ブレントフォード戦に出場した選手を10点満点で評価。ゴールを奪った三笘に対しては7点を与え、「1-1に追い付いたあの一撃、なんてゴールなんだ！　GKの頭上を越す見事なループシュート。この男は仕留め方を知っている。後半も脅威であり続け、1、2つアシストを追加することもできたはずだった」と総括している。

　三笘はこの日のゴールで、今季公式戦10ゴール5アシストをマーク。3月28日に行われた日本代表とコロンビア代表の国際親善試合でも得点を記録しており、文字どおり飛ぶ鳥を落とす勢いで結果を残し続けている。