ブライトンはブレントフォードと対戦　三笘が鮮やかなループ弾を記録

　イングランド1部ブライトンは現地時間4月1日、プレミアリーグ第29節でブレントフォードと対戦。0-1のビハインドで迎えた前半21分に日本代表MF三笘薫が絶妙なループシュートで同点弾を記録。海外メディアは「華々しいチップキック！」「絶品のシュート」と称賛を送っている。

　プレミアリーグ初挑戦ながら今季公式戦9ゴール5アシストを残し、チームの中心選手として存在感を示している。ブレントフォード戦でも左サイドで先発を飾ったが、前半10分に先制点を与えてしまう。それでも同21分、三笘が魅せる。GKからのロングフィードに抜け出した三笘は、相手GKが前方に飛び出してくるのを冷静に確認すると、頭上に弧を描くループシュートを放ち、無人のゴールネットを揺らした。

　この同点弾で今季リーグ戦7ゴール目となり、元日本代表MF香川真司、FW岡崎慎司が記録していたシーズン日本人最多得点（6ゴール）を塗り替える歴史的な一撃となった。オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」は公式ツイッターで「ゴールキーパーのアシストから華々しいチップキック！三笘薫が直近13試合で決めた7ゴール目は、絶品のシュートだった」と投稿している。

　3月28日に行われた日本代表とコロンビア代表の国際親善試合でもゴールを記録していた三笘。リーグ再開早々にブライトンでも結果を出し、代表とクラブともにエースとしての座を確固たるものとしている。