内田篤人×酒井宏樹のSB談義が実現

　元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内でゲストとして登場した浦和レッズDF酒井宏樹と元日本代表DFの凄みについて語っている。

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　内田氏と酒井宏樹がサイドバック（SB）のボールの持ち方や、パスの供給について議論を展開したなか、現在ヴィッセル神戸でプレーする32歳DF酒井高徳の凄みについて触れた。

　内田氏が「わざと追い込まれてどこのパスコースを選ぶかっていうのは個性出るから」と、SBがボールを持ち、相手のプレッシャーに追い込まれた時に選択するパスコースについて言及。自身の特徴と、酒井宏樹の特徴を分析した。

「宏樹とかはタッチラインに流すのとかが上手だし、俺はこう（外側にトラップして）、（中央に）差し込みたいとかあるから。そういうのSBだったら面白い」

　そして、酒井宏樹がジェスチャーを交えて、内側のポジションを認識できる選手は「ここ見れるのが凄い」と、縦、斜めに加えて横へのパスの選択肢を持てる選手の凄みに触れた。

　内田氏も酒井宏樹の意見に共感しつつ、「俺、（内側への）ターンがあんまり上手じゃない」と自身のプレーの良し悪しについて触れ、「高徳ターン上手くない？」と、酒井高徳の名前を挙げた。

　それに対し酒井宏樹も頷くと、内田氏は元日本代表DF長友佑都（FC東京）の名前も挙げ、酒井高徳の特徴を語った。

「高徳はね、こう（ボールを外側で）持って、こう（内側にターンして）ボランチを使うのよ。ああいうのは本当にうまい。SBはダブル酒井で、内田、長友がいて。高徳はやっぱりああいうところの詰まったところとか、両足蹴れるし。あいつすげえ能力っていつも思ってた」

　かつて、ドイツのハンブルガーSVでキャプテンを経験し、2019年に神戸に加入しJリーグ復帰を果たした酒井高徳。今季はリーグ戦5試合に出場し2ゴールを決めており、好調ぶりを示す神戸の中心選手として活躍を続けている。