「クラブは7番の価値を取り戻そうとした」 レアル、アザールの番号着用の打診もヴィニシウスが拒否か

レアル・マドリードMFエデン・アザール【写真:ロイター】
レアル・マドリードMFエデン・アザール【写真:ロイター】

C・ロナウド以降のレアル7番は活躍できず

 スペイン1部レアル・マドリードは、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対して、伝統の背番号「7」をつけることを打診したようだ。しかし、現在20番をつけてプレーしているアタッカーはこのオファーを拒否したという。スポーツ専門サイト「BESOCCER」が、米スポーツ専門局「ESPN」の情報を基に報じている。

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 レアルの7番と言えば、元スペイン代表FWエミリオ・ブトラゲーニョ氏、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現アル・ナスル)といったチームのエースが背負ってきた番号だ。しかし、ロナウド以降は背番号7をつけた選手が活躍できていない。そのため、ヴィニシウスはブラジル1部フラメンゴ時代からつけてきた20番を引き続き、背負うことを希望したという。

 ロナウド以降、7番をつけたのは元ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス、そして現在も7番を付けるベルギー代表MFエデン・アザールとなっている。カルロ・アンチェロッティ監督から戦力として見られていないアザールは、今シーズンも公式戦7試合しかプレーしておらず、唯一のゴールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のセルティック戦で決めたもの。こうしたことから、今では7番が「呪われた番号」と見なされるようにもなってきた。

 記事によれば、「クラブは背番号7の価値を取り戻そうとした」として、チームの重要な選手となっているヴィニシウスに対し、背番号7を提示したものの拒否されたという。

 なお、現在の7番であるアザールは、今夏の移籍市場でトルコ1部フェネルバフチェが獲得を強く希望しているようだ。今年1月にもフェネルバフチェとレアルは、クラブ間で合意に達していたが、この時はアザールが拒否したことで移籍は実現しなかった。

 レアルがヴィニシウスに7番の着用を提示したということは、アザールの放出に踏み切る可能性が高く、その去就も注目を集めることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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