元U-21スコットランド代表FWマクマナス氏が三笘を高評価

　イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今季の活躍によってビッグクラブからの関心が伝えられている。ブライトンも三笘の契約延長に動いているといわれるなか、元ハイバーニアンFWのタム・マクマナス氏は「三笘が大幅な昇給をするのは当然」とし、三笘らの主力選手の慰留が今夏のキーになるだろうと指摘した。

　元U-21スコットランド代表のマクマナス氏は英メディア「フットボール・インサイダー」に対し、「ブライトンにとって今夏に今あるスカッドを守ることは大きなチャレンジになる」と語った。ブライトンは欧州カップ戦出場権を争うなど快進撃を続けており、三笘以外にもエクアドル代表MFモイセス・カイセド、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターらに引き抜きの噂は絶えない。

「彼は素晴らしいシーズンを過ごし、見るべきチームになっている。どこから引き抜かれてもおかしくないような選手を多く抱えている。間違いなく三笘もそこに含まれている。彼は並外れた活躍を見せていて、今やビッグクラブに囲まれている」

　マクマナス氏はタレント揃いのブライトンの中でも三笘は引く手あまたの存在になっているとしたうえで、ブライトンが引き留めに動くのは当然だと考えている。そのためには週給2万ポンド（約330万円）と言われるサラリーの大幅アップも必要になるだろうとの見解を示している。

「彼は日本からやってきてまだ大金を手にしているわけではない。今の調子なら大幅な昇給をするのは当然だ。彼はブライトンが新しい契約を結びたいと考えている多くの選手のうちの1人だ」

　ブライトンとの契約延長か、それともビッグクラブへのステップアップか。三笘の去就は今夏に大きな注目を集めることになりそうだ。