三笘薫を「マンUで見たい」 “赤い悪魔”のOBが提示したプランは? 「サンチョを外せば問題ない」
元英代表DFパーカー氏はウイングの枠を1つ空けるように提案
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのOBである元イングランド代表DFポール・パーカー氏は、イングランド代表MFジェイドン・サンチョを諦めて、ブライトンの日本代表MF三笘薫を古巣で見たいとコメントした。英紙「ザ・サン」が報じている。
今季のサンチョは、ユナイテッドでは思うような結果を残せていない。昨年10月以降、リーグ戦で先発出場したのはわずか2試合。2021年に移籍金7300万ポンド(120億円)で加入してから、公式戦63試合で10得点4アシストという数字にとどまっている。
一方、2021年に270万ポンド(約4億5000万円)でブライトンに加入した加入した三笘は、プレミアリーグ初挑戦の今シーズンだけで、リーグ戦20試合に出場して6得点4アシストを記録して好調のチームを引っ張っている。
ブライトンは、三笘を放出する場合には多額の移籍金を要求すると見られている。しかし、ユナイテッドで2つのリーグタイトルを獲得しているパーカー氏は、三笘にはその価値があり、DFにとっての悪夢になる存在だとコメントした。
「三笘はトレント=アレクサンダー・アーノルドに対して、とても嫌な時間を作り出した。ただ、それは多くの選手がやっていることでもある。私は、彼がとても気に入っている。とても直線的にゴールに向かうし、対戦相手の外側を取ろうとしている。今のサッカーでは、希少なものだ。どんなDFも、そうされたくないが、彼はそれを得意としている」
三笘が加入した場合、ユナイテッドのアタッカーが1人、放出される可能性がある。パーカー氏は、サンチョを放出することを薦めた。
「私は三笘をマン・ユナイテッドで、ぜひ見たいと思っている。そうなると、ウイングの1人を手放さなければいけない。ジェイドン・サンチョを外せば、問題ない。私であれば、彼よりも三笘をチームに入れたいと思うね。彼はプレミアリーグで、彼の能力を証明した。そして、サンチョが同じようにできるかは、疑っている。私は、彼がドイツに戻って最大限の力を出せる居心地のいい場所に戻るべきだと思う。だが、彼が来る場合は、マン・ユナイテッドは左ウイングで最大の力を発揮している(イングランド代表FWマーカス・)ラッシュフォードをどうするかを見出さないといけない。だが、2人のウイングがいることは、贅沢な悩みになる」
多くのビッグクラブが関心を示している三笘だが、夏の移籍市場でどのような動きを見せることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)