中村俊輔の“愛弟子”19歳の俊英DFが負傷! セルティックとスコットランド代表に痛手

セルティックのDFティアニーが足首の靭帯損傷 年内の公式戦復帰が絶望的に

 セルティックに所属するスコットランド代表の19歳DFキーラン・ティアニーが足首の靭帯損傷で全治2カ月の重傷と診断され、2016年の公式戦復帰が絶望的になった。英公共放送「BBC」が報じている。

 左サイドバックとしてアーセナルも獲得に乗り出している俊英ティアニーは練習中に負傷。長期離脱を余儀なくされ、1888年創設の名門と代表に大きなダメージを与えている。

 ティアニーはセルティックのレジェンド、元日本代表MF中村俊輔(横浜F・マリノス)を敬愛する“愛弟子”として有名。中村がセルティック時代に下部組織の練習に飛び入り参加した際に、その練習で最もいいパフォーマンスを見せたティアニー少年に自分の履いていたスパイクをプレゼントした。

 「自分は11歳かそこらで、彼のプレーを毎週見ていたんだ。そんな彼が僕を良い選手と認めたなんて、輝ける1日だったよ」とUEFA公式サイトで語っており、天才レフティーの激励の言葉と家宝となったスパイクを励みに、ビッグクラブも狙う逸材に成長していた。

 ファンタジスタの魂を継承するティアニーは故障をバネに力強く復活できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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