日本は「メキシコレベル」 中国ファンがコロンビア戦の出来を分析、評価の理由は?
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頼れるセンターフォワードの不在を指摘する声も
森保一監督率いる日本代表は3月28日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦。MF三笘薫のゴールで先制したものの、1-2で逆転負けを喫した。この一戦に、多くの中国人ファンも注目していた。
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中国版ツイッター「微博(Weibo)」でフォロワー84万人以上を誇り、Jリーグや日本代表戦を頻繁に配信する星庭(シンティン)氏は、「日本の4-3-3システムはリスクがあり、右サイドの守備に問題がある。センターフォワード(CF)はFW上田綺世が出てやっと脅威が出てきた。この戦術はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の戦い方と似ており、個人的に遠藤航+田中碧+守田英正のセットがいいと思う。先にしっかり守って、あとからMF西村拓真のような攻撃的人材を投入するのが効果的だ。ディフェンスラインは力不足の感があり、両サイドバックはかつての長友佑都+酒井宏樹には及ばない。この状況下で中盤の守備を重視すべきではないか」と指摘した。
また、フォロワー32万人の敖銘(アオミン)氏は、「日本の弱点は少なくない。まずGK(シュミット・ダニエル)はワールドクラスではなく、せいぜいアジアトップレベルだろう。DF板倉滉の相方が必要だが、森保監督はまだテスト中。長友佑都+酒井宏樹のあとを追いかける両サイドバックはまだ彼らのレベルに達していない。攻撃陣は戦力が充実しており、三笘薫&伊東純也の両ウイングが絶対的だが、9番のCFが不足」と戦力的な不足点に言及。「横浜F・マリノスの(21歳)MF藤田譲瑠チマは試しても良さそう。遠藤航の後継者になりうる」と若手の台頭にも期待した。
フォロワー10万人のsao哥足球国度(ゲーズーチュウグォドゥ)氏は、「今の日本はメキシコのレベル。ワールドカップ(W杯)でグループリーグを通過できるが、ベスト8には進めない。ボール支配するチームを恐れないが、ラテン系の鋭いチームや欧州の重量フィジカル系を恐れる」と評した。
これが第3国から見た日本代表の現在の立ち位置のようだが、メキシコのレベルまで到達したと見るか、まだその程度と見るか、W杯ベスト8の壁を超えるにはまだまだ苦労が必要なようだ。