前節惨敗の戦犯として糾弾されたミラン本田 次節は“定位置”のベンチスタートが濃厚

記事では「ミッドウィークに背番号10の本田を落第させた」と改めて一刀両断

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、30日の敵地パレルモ戦で再び先発落ちになる可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 本田は25日の敵地ジェノア戦(0-3)で今季10試合目にして初の先発出場を果たした。だが、低調なパフォーマンスで0-3という惨敗の戦犯としてやり玉に挙げられ、イタリアメディアから糾弾された。前半11分にミランがオフサイドトラップを仕掛けた場面では、本田だけが取り残されて失点に絡むと、シュートや1対1での仕掛け、前方への攻撃的なパスがゼロという惨憺たる内容で、後半17分に途中交代を命じられた。

 記事では「このミランはミッドウィークに背番号10の本田を落第させた」と改めて一刀両断。両ウイングでレギュラーの座を確保しているスソとニアングの活躍ぶりについては、「相手の最終ラインと中盤の間で見せる彼らのプレーが違いを見せている」と絶賛している。

 そして、シチリア島で行われる敵地戦で本田は再び“定位置”のベンチに戻る見込みだという。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は4-3-3システムを採用し、GKはドンナルンマ、DFはアバーテ、ゴメス、ロマニョーリ、デ・シリオの4バックとなりそうだ。

 

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