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スペイン主将、“勝者”スコットランドサッカーを批判 「これはフットボールじゃない」
EURO予選でスコットランドに0-2敗北、MFロドリが悔しさ露わ
スペイン代表は現地時間3月28日に行われた欧州選手権(EURO)予選でスコットランド代表に39年ぶりの黒星を喫した。スペインのキャプテンを務めたMFロドリ(マンチェスター・シティ)はスコットランドのプレースタイルについて「僕にとってこれはフットボールじゃない」と語った。英紙「デイリー・メール」が報じている。
カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16に終わったスペインはルイス・デ・ラ・フエンテ新監督の下で始動。25日の欧州選手権予選の初戦ではノルウェー代表を3-0で下し、幸先のいいスタートを切っていた。
そのノルウェー戦からスタメン8人を入れ替えて敵地に乗り込んだスペインだったが、前半7分と後半6分にMFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)に得点を許し、0-2で敗れた。データ会社「オプタ」によれば、スペインがスコットランドに敗れたのは1984年11月以来約39年ぶりとなる。
屈辱の敗戦後、キャプテンマークを巻いていたスペイン代表のロドリは次のように語った。
「彼らのプレーをリスペクトしなければならないが、私にとっては少しばかばかしいと感じるものだった。常に時間稼ぎや挑発をし、彼らはすぐに倒れた。私にとってこれはフットボールではない。スポーツのスピードのためには前に進む必要がある。審判も何も言わなかった」
試合を通じて、圧倒的にボールを保持したのはスペインだったが、限られたチャンスをものにしたスコットランドが勝利を収める結果となった。ロドリは消極的な戦い方だった相手に敗れた悔しさを露わにしていた。
世代交代が進むスペインで中心選手として期待される26歳は「彼らには彼らの武器がある。我々も自分たちの武器を使って勝たなければならない。次に向けて学ばなければいけないだろう」と続け、リベンジに向けて気持ちを切り替えていた。