「ハメス抜きでもプレーできる」 コロンビアの収穫を母国指摘「成長を示し、正しく戦った」

日本に逆転勝利のコロンビア【写真:ロイター】
日本に逆転勝利のコロンビア【写真:ロイター】

日本戦で2-1勝利、ハメス・ロドリゲス不在での勝利に母国メディア賛辞

 コロンビア代表は3月28日、森保一監督率いる日本代表とキリンチャレンジカップで対戦し2-1で逆転勝ちした。コロンビアメディア「EL TIEMPO」は、世代交代に向けてポジティブな結果になったと報じている。

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 3月の国際Aマッチウィークでコロンビアはアジア遠征を行い、韓国代表と日本と対戦。24日の韓国戦では前半に2失点を喫したものの、MFハメス・ロドリゲスとMFホルヘ・カラスカルのゴールで追い付き、2-2で試合を終えていた。

 今回のアジア遠征を前にコロンビアはMFフアン・フェルナンド・キンテロが離脱。さらに日本戦では、チームの看板選手でもあるハメス・ロドリゲスもメンバー外に。先日の韓国戦と同様、日本戦でも早い時間帯に失点したが、「EL TIEMPO」は、「韓国では近年で最も酷い前半を戦ったが、その時の反省を生かした」と評価している。

 先制後の試合について「日本は前半に危ない場面を作ることがなく、守備陣は静かな時間を過ごした」と報じ、FWジョン・ハデル・ドゥランのゴールで前半のうちに追い付いたことを伝えた。そして、後半にFWラファエル・サントス・ボレのオーバーヘッドで逆転してから、FWラダメル・ファルカオらを投入して勝ったチームを称賛している。

 総括として「コロンビアは大阪での試合で成長を示し、ハメス・ロドリゲス、フアン・フェルナンド・キンテロという今も代表で重要な選手たちのあとも、チームが続いていくことを理解しており、彼ら抜きでもプレーできることを見せ、正しく戦った」とまとめている。

 日本も新たな取り組みをはじめ、収穫のある2連戦になったが、コロンビアにとっても、1勝1分けで終えたアジアツアーは大きな収穫のある2連戦になったようだ。

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