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米メディア集計「リーグ別平均観客数トップ10」 欧州5大リーグの牙城を崩す3カ国の躍進
イタリアとフランスは辛くも2万人超え
欧州5大リーグと言われるうちのイタリアとフランスは、こうした新興勢力の後塵を拝している。イタリアのセリエAは1試合あたり2万1069人で7位、フランスのリーグアンは2万898人で8位と、辛くも2万人を超えた格好だ。両リーグは試合によっては観客数が1万人を割ることもあり、実際にスタジアムに足を運ぶ人数という点では苦戦していることが明らかとなっている。
そして9位と10位には、トップ2の国の2部リーグが続いた。9位はイングランドのチャンピオンシップ(2部)で1万9553人、10位はドイツのブンデスリーガ2部で1万9176人と、2万人に迫る観客を集めている。
ランキングの発表はトップ10までだが、日本のJリーグは前節までの集計でJ1が1万7751人、J2が6774人となっている。クラブ別では2位に1万人以上の差をつけてトップの浦和レッズが、ホーム1試合平均で3万5691人とプレミアリーグの平均と同等の観客数を集めているが、J1でも1万人がやっとというクラブも見られた。
中国とアメリカは移籍市場に大きな投資をして世界の名手を集めているが、そのリターンは観客数という形で反映されている模様だ。その一方で、名門と呼ばれたクラブの凋落が著しいイタリアなどは、苦戦が明らかになっている。
「ESPN」が発表したトップ10のランキングは以下の通り
1位 ドイツ/ブンデスリーガ(1部) 4万1968人
2位 イングランド/プレミアリーグ 3万5516人
3位 スペイン/リーガ・エスパニョーラ 2万8076人
4位 メキシコ/メキシコリーグ 2万6794人
5位 中国/中国スーパーリーグ 2万4255人
6位 アメリカ/メジャーリーグサッカー 2万1692人
7位 イタリア/セリエA 2万1069人
8位 フランス/リーグアン 2万898人
9位 イングランド/チャンピオンシップ(2部) 1万9553人
10位 ドイツ/ブンデスリーガ(2部) 1万9176人
(参考)
J1リーグ 1万7751人
J2リーグ 6774人
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images