本田、背信パフォーマンスで契約延長は絶望的 ミラン番記者「契約延長? ノーだ。とても難しい」

ミランとの3年契約は17年6月に満了

 前半11分、味方DF陣がオフサイドトラップを仕掛けるなか、本田は取り残されて最終ラインが乱れ、そのスペースにクロスを通されてミランは失点。その後も消極的なプレーを続けた本田は全くインパクトを残せず、今季初先発は不発に終わった。地元メディアから酷評を受けた背番号10は、2017年6月にミランとの3年契約が満了となる。

 昨季シニシャ・ミハイロビッチ政権下でバランサーとして一定の評価を得ていた本田だが、今季は完全なベンチ要員。ミランが中国企業に身売りとなるなか、10番の契約延長話はイタリアメディアでもパタリと途絶えている。

 本田は来季以降、ミランに留まる可能性はあるのだろうか。2014年1月のミラン加入後、イタリアメディアで珍しく本田に好意的なレビューを続けていたヴィンチ記者も、ジェノア戦での体たらくに失望を隠そうとしなかった。

 「本田の契約延長? ノーだ。とても難しいと思うよ」と、ミラン残留が危機的状況であると語った。本田には上海上港など中国リーグへ移籍する可能性も浮上している。

 

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