本田、背信パフォーマンスで契約延長は絶望的 ミラン番記者「契約延長? ノーだ。とても難しい」
25日のジェノア戦で今季初先発も惨憺たるパフォーマンスで途中交代
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、25日の敵地ジェノア戦(0-3)で今季10試合目にして初の先発出場を果たした。だが、前半11分にミランがオフサイドトラップを仕掛けた場面で1人だけ取り残されて失点に絡むと、シュート、1対1での仕掛け、前方への攻撃的なパスがゼロという惨憺たるパフォーマンスに終わり、後半17分に途中交代となった。
長年ミランを取材してきた地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、ジェノア戦での背信パフォーマンスで「背番号10」の来季契約延長が絶望的になったと分析している。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は今季就任後、3トップの右に元U-21スペイン代表MFスソを固定起用。チームは前節、王者ユベントスを1-0と撃破するなど怒涛の3連勝を飾り、勝てば暫定トップという最高の流れでジェノア戦を迎えた。スソとアバーテを温存し、指揮官は本田とMFポーリを先発で送り出した。ところが、その2人が並んだ右サイドから崩され、好調だったチームの組織は崩壊している。
「本田にとっては最悪の先発復帰試合だった。今シーズン、絶好調のスソに代わって入ったからでもある。特に前半は酷かった」