U-19日本代表の内山監督、初のアジア制覇へ 「過去は意識しない。選手にとって初の決勝」

アジアの頂点に立てば同世代で初の快挙

 日本はこの世代でアジアの頂点に立ったことはなく、過去に5回決勝まで進んだものの、全て敗戦している。5大会前は現日本代表MF香川真司などを擁する“調子乗り世代”が敗れ、最終的に1999年のワールドユース(現U-20W杯)で準優勝に輝いた元日本代表MF小野伸二らを擁した“黄金世代”も跳ね返された壁だ。しかし、内山監督はそうした歴史を過度に意識することはないという。

「過去のことは強く意識しないです。彼ら選手にとっては、初めての決勝戦。私たちはここまで良いサッカーをしてきていると思いますし、サウジアラビアも素晴らしい戦いで決勝まで来ました。簡単ではないと思いますが、ベストを尽くしたいと思います」

 現地時間30日のサウジアラビアと対戦する決勝戦に向け、あくまでも選手にとっては「初めての決勝戦」だと強調した。層の厚さを見せた東京五輪の主力世代が、アジアチャンピオンの称号とともに世界への挑戦をスタートさせる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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