バイエルン新体制発足前に内紛勃発? ナーゲルスマン“支持派”と“反対派”で分裂と現地報道
ナーゲルスマン監督を解任し、新たにトゥヘル氏を招聘
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは現地時間3月24日、ユリアン・ナーゲルスマン監督の解任を決定。後任として前チェルシー監督のトーマス・トゥヘル氏を招聘した。ドイツ紙「ビルト」によれば、選手の間では監督解任について派閥が分かれており、ドレッシングルーム内での分裂が起きているという。
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ナーゲルスマン前監督は2021年にハンジ・フリック氏(現・ドイツ代表監督)の後任としてバイエルンにやってきた。就任1年目からリーグタイトルを獲得したが、2年目のシーズン途中で無念の解任となった。ブンデスリーガ前節でレバークーゼンに敗れたことでバイエルンは2位に転落。代表ウィーク明けに首位ドルトムントとの直接対決を控える中での決定だった。ナーゲルスマン前監督は首脳陣との関係悪化も伝えられていた。
35歳の若き指揮官の解任に関して、選手たちの間でも意見は分かれているようだ。GKマヌエル・ノイアーやGKスヴェン・ウルライヒ、MFセルジュ・ニャブリ、FWレロイ・サネ、FWジャマル・ムシアラ、DFジョアン・カンセロ、FWサディオ・マネといった選手は「反ナーゲルスマン派」の選手たちだったと伝えられている。
その一方で、MFヨシュア・キミッヒ、MFレオン・ゴレツカの2人はナーゲルスマンを特に支持していた選手だという。また、DFマタイス・デ・リフト、DFダヨ・ウパメカノ、DFベンジャマン・パバールも「親ナーゲルスマン派」だったようだ。
ドレッシングルーム内で意見の分裂が起きているバイエルン。トゥヘル新監督の下で再び1つにまとまることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)